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【稲垣美保医師】子どもの近視は「進ませない」時代へ

近年、こどもの近視は年々増加しており、単なる「見えにくさ」だけでなく、緑内障や近視性黄斑症など、将来的な眼の病気のリスクとも深く関わることが分かってきています。そのため、近視は「進ませないこと」がとても重要な時代です。最も近視が進む時期は、およそ7歳から12歳と小学生の期間にあたります。両親や祖父母世代のこどもの頃とは、トレンドが変わっているのが現状です。
当院では、近視進行抑制を目的とした複数の治療選択肢をご用意しています。点眼治療としては低濃度アトロピンであるリジュセアミニ点眼液、就寝中に装用することで日中の視力を補正しつつ進行抑制効果が期待されるオルソケラトロジー、日中に装用するワンデー多焦点ソフトコンタクトレンズのマイサイトなど、お子さんのライフスタイルに合わせた提案が可能です。また、近年注目されているレッドライト治療も導入しており、新たな選択肢として関心が高まっています。
さらに、2026年6月からは近視管理を目的とした眼鏡(いわゆる近視管理眼鏡)も国内承認され、より低年齢のお子さまやコンタクトレンズが難しい方にも対応できるようになります。
どの治療も長期的に継続することが大切です。それぞれの治療に適応や特徴があり、お子さま一人ひとりに合った方法を選ぶことが重要です。当院では丁寧な検査と説明を行い、ご家族と一緒に最適な選択を考えていきます。お子さんの視力に不安がある方はぜひご相談ください。
私はこれまで、地域での講演活動や情報発信を通して「こどもの目を守る」大切さを伝えてきました。見える力は、学びや成長の基盤です。これからも、未来ある子どもたちの視機能を守るために、日々の診療に取り組んでまいります。

 

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