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【吉田副院長】ロービジョン2

今回はiPadについてご案内します。

iPadとはご存じの通りAppleが販売するタブレット型端末のです。視力が出にくい方にとって見やすくするための便利なツールです。

1.カメラ 
例えば遠くのものを写真にとります。拡大し色や明るさコントラストを調整することで遠くのものも確認することができます。動画も保存し、拡大してみることができて便利です。学校の許可が得られれば、黒板など写真にとったり動画を撮影したり、後で確認することができます。

2.拡大鏡
見たいものを拡大することができます。条件を変えて見やすくできます。ライトも点灯するので薄暗い場所でも明るくすることができます。カメラより拡大鏡ではかなり色調を変えることができます。

3.ズーム
画面を拡大してみることができます。

4.Siri
話しかけることで操作をおこなってくれます。天気をたずねたり、目覚ましをかけたり電話したりすることができます。必要な操作を代行してくれます。会話をすることもできます。
 
5.白黒反転
画面を白黒反転させられます。写真なども反転させることができるので見やすくなります。
白地に黒の文字よりも、黒字に白い文字の方が見やすくなります。

6.Voice Over
画面を読み上げる機能です。速度も調整できます。
iPadは、よく使われているので、目立たず使いやすいと患者様がおっしゃっていました。
特殊な器械ではなく、携帯できるので便利だと思います。ご家族でも使用方法の説明ができますし、アップルストアやdocomo、au、softbank等でも予約をすれば教えてもらえると思います。ご興味があれば、ご相談ください。
 

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