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ドクターズコラム

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【澤木医師】ESCRS日記

学会発表のためスペイン、バルセロナで開催されたESCRS (欧州白内障屈折矯正学会) に参加しました。私は普段は総合病院で働いており、眼科１、２年目の医師の指導を行っています。そのことから、白内障手術の新しい機械と若手医師の手術効率に関する研究を行い、今回発表に至りました。
学生時代からの筋金入り英語苦手人間の私が、海外で発表することになるとは分からないものです。スライドの準備は診療でも活用しているAI翻訳に助けてもらい、NHKラジオ講座をアプリで聞いて英語を再勉強して臨みました。そのおかげか、当初不安視していたよりも遥かに充実した５日間を過ごすことができました。
帰国前にはバルセロナ市内に足を延ばし、くたくたになるまで観光名所を巡りました。書籍やテレビでみていた歴史的建築物などを直接見ることができて感動しました。
初めてのERCRS、初めてのスペインで、学会も観光もリアルだからこそ得られる刺激があると実感しました。再度参加することを目標に、診療も研究も英語学習も頑張りたいと思います。

写真：カサ・バトリョの非常階段
　　　日本人建築家隈研吾氏のデザインです。

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