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【欄医師】遠近コンタクトレンズ

初めまして。今年の4月に入職した欄(ませき)と申します。よろしくお願いいたします。

今回は、40歳前後から感じ始める方が増えてくる「初期老眼」に対するコンタクトレンズの処方について、実体験を交えてお話ししたいと思います。
最近では、遠近両用コンタクトもよく知られるようになってきましたが、実は通常のコンタクトでも初期老眼に対応することが可能です。
大きく分けて次の4つの方法があります。(今まで両眼とも遠方がよく見えるコンタクトレンズを装用されていた方の場合)

①コンタクトと眼鏡の併用:今まで通りのコンタクトを使いつつ、近くを見る時だけ上から老眼鏡をかける
②コンタクトの度数を中間距離に設定:今までよりも度数を弱くするため、遠方の見え方は落ちるが、近くは見やすくなる
③モノビジョン法でのコンタクト処方:左右でピントが合う距離を変える。例えば一方の目は遠方に、反対の目には近方に合わせた度数のコンタクトを入れる
④遠近両用コンタクトの処方:いくつか種類あり

私自身は10代の頃からコンタクトを使用しており、長年何不自由なく過ごしてきましたが、40歳ごろから少しずつ近くが見づらいことを実感するようになってきたため
今までより少し度数を弱めたコンタクトレンズを処方してもらうことで、症状は軽減しました(②の方法です)
ただ、最近また老眼が進んだため、さらに度数を弱めるか他の方法を試してみるか悩んでいます。

それぞれの方法にメリット、デメリットがあります。一回ではしっくりこないこともありますが、トライアルをお渡しして試していただくことが可能ですので
気になる方は是非ご相談ください。

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