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【長谷川医師】ブラインドサッカー

ブラインドサッカーをご存知でしょうか?
ブラインド(=見えない)サッカーとは、アイマスクを着けて、「シャカシャカ」と音の鳴るボールを使って行うサッカーで、5人制サッカーとして東京パラリンピックでも実施される競技です。

正直なところ、私も最近まで知らなかったスポーツでしたが、2月7日~9日に行われた角膜カンファランス2019という学会の中で体験できる機会がありましたので、参加してきました。

ブラインドサッカーのトップ選手のプレーは、ぜひ日本ブラインドサッカー協会の公式サイトを見ていただきたいと思います。視覚を遮断した状態でのプレーとは思えない、スピード感と正確さに驚きます。
もちろん、学会参加者は、眼科医と視能訓練士など、眼科医療関係者の集団ですから、ブラインドサッカーの競技をするようなレベルはとても無理で、アイマスクをして準備運動をしたり移動をしたり、ボールを蹴って的当てをするなど、軽いレクリエーション程度の内容を各チームで競い合いました。

ところが、アイマスクをつけただけでまっすぐ歩くことすら不安になるのです。実際に、腰がひけて、ゆっくりとしか歩けませんでした。日ごろどれだけ視覚に頼って生活しているのかがよくわかりました。またアイマスクをつけた人が正確に動けるようにするために、どのようにうまく指示を出せるかという点が非常に重要だということも、身をもってよくわかりました。

一方で、やっていることは軽いレクリエーションレベルなのに、いい大人が大盛り上がり。とてもおもしろかったです。密なコミュニケーションをとることは、毎日の仕事の中では面倒に感じることも多いのですが、視覚に頼れない状況では、チームの他のメンバーとのコミュニケーションに頼るしかなく、チーム内の交流も生まれ、楽しかったです。

眼科医療に携わる者としても、よい経験ができました。東京パラリンピックではブラインドサッカーに注目して、応援したいと思っています。

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