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【水野医師】インフォームドコンセントの大切さ

比較的暖かかったお正月とはうってかわって寒い毎日ですね。 こう寒いと身体が縮こまってしまいませんか。

そんなこの頃ですが、先日肩凝りに効くということで「吸引(吸い玉)」という処置をしてもらう機会がありました。私はそれがどういうものか全く知らなかったのですが、その日あまり時間がなかったこともあり、よく説明を聞かないまま受けたところ・・・終わってみてビックリ!!肩から背中にかけて一面見事な紫色の大きな水玉模様になっていました。。
この処置は東洋医学では割と一般的で、皮膚にガラス玉で陰圧をかけ溢血斑を作ることで血流や循環機能の改善に効果があり、その歴史は随分古く、最近ではスポーツの現場でも取り入れられているようです。
ただ、痕になるとは全く知らなかったので、その見た目の衝撃に度肝を抜かれました。痕は徐々に薄くなりやがて消えますが、しばらく時間がかかります。

このとき、医療でもどんな現場でも提供する側は何回も見聞きして当たり前だと認識していることでも、受ける側にとっては初めてのことなので、どんなささいなことでも事前にきちんと説明することは大切なのだと、改めてインフォームドコンセントの重要さを身をもって実感しました。(今回は私の時間がなかったのが悪いのですが、、)

見た目の衝撃に子供達が見たら泣いてしまうのではないかと思い、このあとしばらく1人でコソコソお風呂に入る日々が続きました。肝心の効果ですが、痕が気になって肩凝りどころではなくなったので、どうやら効いているようです。(笑)

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