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ドクターズコラム

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【水野医師】祇園精舎の鐘の声

「祇園精舎の鐘の声　諸行無常の響あり・・」
誰もが聞いたことのある、軍記物「平家物語」の冒頭部分です。
いま、我が家の小学５年生の長女は歴史の平安時代末期を習っており、この冒頭部分を音読して一生懸命暗記しています。私も小学生時代、歴史が大好きだったのですが、昔の出来事や人々に思いを馳せながら娘と一緒に日本の歴史を振り返っています。

さて、「平家物語」には仏教の「無常」すべてのものはうつりかわるという考えが強く出ており、そこから平氏の栄えと衰えが描かれています。約千年も前に描かれたものですが、今に通じるものがあり、時代が変わっても人間の真髄はあまり変わらないのかなと感じます。

同じような一日を当たり前に繰り返し過ごしてしまいますが、今日という日は二度となく、一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいなと改めて思いました。
また、新しい一年を迎えようとしていますが、来年も皆様にとって良い年となりますようお祈り申し上げます。

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