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飛蚊症治療 飛蚊症治療

熟練の手技
内視鏡技術が生む
安全・精密な硝子体手術

名古屋アイクリニックでは、硝子体手術を網膜専門医である加賀医師と吉田医師が担当しています。両医師の豊富な経験と高い技術力が、最先端の手術機器との組み合わせにより、安全で安心できる手術を実現しています。また、患者様の生活に配慮し、日帰りでの対応が可能な体制を整えております。

担当医
  • 加賀 達志
    眼科専門医
    加賀 達志
    外来:月曜日午後外来
    月曜日午後
  • 吉田 則彦
    眼科専門医
    吉田 則彦
    外来:金曜日午前外来
    金曜日午前
  • 松田 泰輔
    眼科専門医
    松田 泰輔
    外来:第2金曜日午後外来
    第2金曜日午後

飛蚊症について

目の中には「硝子体(しょうしたい)」という透明なゼリー状の物質があります。この硝子体が何らかの原因で混濁することがあります。多くの場合は「飛蚊症(ひぶんしょう):黒い影が飛んでいる」などの症状を自覚します。飛蚊症の多くは生理的飛蚊症と言って健康上問題ありませんが、その症状を改善させたい場合には、適応に応じてネオジウムYAGレーザーや硝子体手術などの治療法があります。
また飛蚊症の中には、実は生理的飛蚊症ではなく、重篤な病気の前兆としてその症状が出ていたり、治療が必要な病気がすでに発症している場合があります。そのため自己判断せず、症状が継続する場合には受診されることをお勧めします。

正常な視界と飛蚊症の視界(イメージ)
正常な視界と飛蚊症の視界(イメージ)

飛蚊症の見え方【一例】

  • ごま
    ごま
  • 虫状
    虫状
  • 糸くず状
    糸くず状
  • タマゴ状
    タマゴ状
  • ケムリ状
    ケムリ状
正常な視界と飛蚊症の視界(イメージ)
正常な視界と飛蚊症の視界(イメージ)

硝子体手術とは?

硝子体(目の中のゼリー状組織)を取り除き、機能の妨げになっている原因に対して直接アプローチして治療する手術です。
白目の部分から、硝子体カッターという専用の非常に細い器具を眼内に入れて、出血や混濁した硝子体を切除して吸引し除去します。病気によっては、網膜上に膜が張っていることがあり、それが網膜に悪い影響を与えている場合がありますので、専用の器具を用いて剥がして取り除きます。網膜の弱い部分や穴が空いている部分に対しては、レーザー光線で凝固し癒着させる治療を行います。また網膜がはがれている場合は気体を入れて、気体の表面張力を利用し、網膜を元の位置に戻す治療を行います。

硝子体手術は主に以下の
症状や疾患が
対象になります

  • ● 飛蚊症:目の前に黒い点や糸のようなものが見える症状
  • ● 網膜前膜(黄斑前膜):視界のゆがみや視力低下を自覚する
  • ● 黄斑円孔:中心の視界に歪みを感じたり、穴が開いたように黒く抜けて見えたりする
  • ● 糖尿病網膜症:糖尿病が原因で網膜から出血が起こって視力が落ちたり、増殖膜の影響で網膜剥離が起こり、視野が欠けたりする
  • ● 網膜剥離:網膜が剥がれることで急に視界が狭くなったり視力低下を起こす

眼内視鏡硝子体手術について

名古屋アイクリニックでは、眼内視鏡を用いた硝子体手術を導入しています。この技術は、術中の視認性向上や術後合併症のリスク軽減に大きく関係するため、安全で安心の手術が可能です。また、眼球圧迫による痛みがなく、術後の負担を軽減できます。

眼内視鏡の特徴とメリット

01
視認性の向上

硝子体出血や角膜混濁がある症例でも、眼内視鏡を使用することで、術者が直接眼内状況を確認しながら正確な処置を行えます。これにより、術中の判断力が飛躍的に向上するため、合併症のリスク軽減にもつながります。

02
アプローチの自由度

内視鏡は顕微鏡下で視認が難しい網膜周辺部や細かな病変にも対応可能で、これまで困難だった症例にも対応する柔軟性を持っています。

03
圧迫による
痛みがない

眼球の周辺部は、眼内視鏡を用いるか、圧迫(細い棒状の器具を用いて目を押す)しないと観察できませんが、内視鏡を用いると圧迫が不要となりますので、この圧迫による痛みをなくす
ことができます。

手術の流れ

手術時間:30分程度

01

痛みを感じないように局所麻酔を行います。

02

白目部分に手術器具を挿入するための小さな穴を3カ所開けます。

03

硝子体カッターと呼ばれる特殊な器具で、濁った硝子体を少しずつ取り除きます。

04

病状に応じて網膜の治療やレーザー治療を行う場合があります。

05

切除した硝子体の代わりに生理食塩水(体液と同じような水)や医療用のガス(空気)を入れ、目の内圧をコントロールして手術を終了します。

手術後の注意点

ガスを入れた場合、うつ伏せ姿勢が必要になることがあります。
手術後は目をこすらないよう注意し、感染予防のために指示された点眼をしっかり行ってください。
【経過観察】
術後は経過をしっかりと確認するために、散瞳検査を含む定期的な通院が必要です。

費用

硝子体手術
片目 約95,000~約140,000円

※費用は疾患によって異なりますのでご注意ください。

硝子体手術のQ&A

手術は痛いですか?
局所麻酔を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。
視力はどのくらい回復しますか?
病状によって回復する程度は様々ですので、病状に合わせて医師に確認をしていただきます。
どれくらいで日常生活に戻れますか?
多くの方が数日~1週間で日常生活に戻ることができます。
入院は必要ですか?
当院の場合は日帰り手術です。入院をご希望の方はご紹介させていただくことも可能です。
手術後の見え方はどうなりますか?
手術直後は手術の影響で視界がぼやけ、暗く感じることがあります。病状や個人差にもよりますが、回復に数週間から数ヶ月かかる場合もあります。

最先端の硝子体手術機器

当院では、アルコン社製の最先端装置である「コンステレーションビジョンシステム」を採用しています。このシステムは、安全性と効率性を両立した画期的な手術機器です。

【使用機器】
アルコン社製 コンステレーションビジョンシステム術機器です。

主な特徴

高速切除
毎分20,000回カットの高速カッターにより、網膜の牽引ストレスを軽減。これにより、硝子体の除去をスムーズに行うことができ、手術時間が短縮されます。
精密な眼内圧制御
独自の流体制御技術により眼内圧を安定化。術中の網膜への負担軽減と術後の回復促進に役立ちます。
LED光源システム
明るく均一な照明を提供しつつ、熱発生を抑えることで眼内組織へのダメージを軽減。患者様に優しい設計です。
多様な対応ゲージサイズ
23G、25G、27Gに対応可能で、多様な症例に柔軟に適応。個々の患者様に最適な治療が提供可能です。

安心して治療を
受けていただくために

当院では、内視鏡を用いた先進技術と最先端の機器を活用し、患者様に安心して手術を受けていただける環境を整えています。
「見えにくさ」や「飛蚊症」にお悩みの方は、一度ご相談ください。

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