流涙症(なみだ目)に悩んでいませんか?
眼から鼻へ通じる涙の通り道(涙道)が細くなったり詰まったりすると、涙は目の表面からあふれ出てしまいます。
涙液は、主に上まぶたの奥にある涙腺から分泌され、目の表面を潤したり、感染から目を保護したり、酸素やビタミンなどの栄養を目の表面に供給するなどの役割を担っています。その後、目頭にある上下の涙点から吸収され、涙点 → 涙小管 → 涙嚢 → 鼻涙管 → 鼻腔(下鼻道)を通り鼻へ流れます。通常、この分泌と排出を一定量繰り返し目の表面を正常に保っていますが、この涙の通り道である涙道が細くなったり、つまったりすると、流涙症、涙目を自覚します。
- 執刀医
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流涙症セルフチェック
0個:問題なし
1個以上:流涙症(なみだ目)の可能性があります。放っておくと、感染、眼瞼炎、急性涙嚢炎になってしまう可能性がありますので受診をお勧めします。
治療方法
当院では、涙道内視鏡による涙道チューブ挿入術を行うことが可能です。
01
診察+採血+日程取り
02
手術
※当日は目の周りが腫れぼったくななったり、内出血の可能性があります。
※術後は一時的に涙が増えますが、次第に減ってきます。
03
術後検診
04
チューブは約3ヶ月間留置します
その後定期的に通水を行い、涙道ができればチューブを抜去します
手術の流れ
01
目と鼻に麻酔をします
02
涙道内視鏡を用いて、専用の涙管チューブを挿入し、涙道の詰まりを開通させます
03
涙道チューブを留置することにより、涙道を再建します
所要時間は約30分前後です(状態により、もっとかかる場合があります)。
涙道の閉塞が非常に強い場合は、涙嚢鼻腔吻合術(DCR)が必要となるため、近隣専門施設へご紹介させていただきます。
ご興味のある方は診察で医師にご相談ください